福澤研究センター講座2023
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福澤研究センター講座2023年度「関西の福澤山脈 ―生誕150年・小林一三をめぐって―」
「福澤山脈」と呼ばれる福澤諭吉の門下生の一人、阪急阪神東宝グループの創業者・小林一三(1873~1957年)は、経済・経営のみならず教育、芸術・文化など多分野で活躍しました。本講座では、生誕150年を迎えた小林の業績を論じ、さらに小林と福澤の思想的なつながりや、慶應義塾初の地方分校である「大阪慶應義塾(1873~1875年)」についても取り上げます。
開催時間 |
14:00~16:00(13:00開場) |
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開催方法 |
オンライン(Zoomウェビナー)および慶應大阪シティキャンパス会場(会場定員50名程度)
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受講料 |
1講演 各1,500円(税込み) |
申込み方法 |
Web申込 |
申込み締切 |
各回開催日直前の火曜日まで |
申し込み要領
- 申し込み登録(Web登録)
受付締切日を過ぎたので、Web申込受付を終了しました。
今後の問合せは、直接大阪キャンパス事務局の開室時間内にお願いします(tel 06-6359-5547)。 - 受講料お支払いのご案内メールを受信
受講申込(Web登録)をすると、ご登録のメールアドレス宛に「受講料お支払いのご案内メール」が自動配信されます。メール記載内容をご確認のうえ、指定期日までに指定口座へお振込みください。ご入金は、必ず受講申込されたお申込者様の名義でお願いいたします。
※お振込み手数料はご負担願います。クレジット決済のお取り扱いはございません。一旦納入された受講料は返金できません。
※お振込みが期日より遅れる場合は、「講座料お支払いのご案内メール」に折り返しお振込み予定日をお知らせください。 - 受講料の支払い
申し込み登録は受講料の納入をもって確定となります。
受講料のご入金が確認できた方宛に、講演開催日直前の木曜日までに「講演資料等のご案内」をメールします。
講演前日の正午までに「講演資料等のご案内」メールが届かない場合は、KOCC事務局へお問合せください(E-mail:keiokorc@info.keio.ac.jp または tel:06-6359-5547 受付時間:原則平日12:00~17:00)。なお、メールによるお問合せにはお時間を頂戴しますことを予めご了承ください。
- 当日、講座を受講
オンライン・会場ともに13:00開場です。
オンライン受講
Zoomウェビナーによるライブ配信
※講演毎にZoomウェビナーの事前登録が必要です。会場受講(慶應大阪シティキャンパス)
会場参加者は一般的な感染対策にご協力ください。
状況によってはオンライン開催のみに変更する場合があります。
見逃し配信(アーカイブ配信)について
各講演毎に、記録動画をアーカイブ配信いたします(講演翌週に配信予定)。開催日当日の生配信時に正常に視聴できなかった方、見逃した方は、アーカイブ配信をご覧ください。
なお、アーカイブ配信動画は、1週間程度の配信終了期限まで何度でも視聴できます。
【注意事項】
- 見逃し配信対象講演に受講登録が完了している方のみ視聴が可能です。KOCC事務局より、見逃し配信動画URLをメールでお知らせします。
- 配信期間外はご視聴いただけません。予めご了承ください。
- 見逃し配信講演視聴のために、新たにアプリケーションをインストールする必要はありません。
- アーカイブ配信動画をダウンロードすることはできません。
- 講演映像・音声等を許可なくスクリーンショットや写真・動画・音声で記録すること、またそれらを第三者に共有・SNSを含む他媒体への転載および二次加工の行為を固く禁じます。
- 「見逃し配信」動画URLを第三者に共有・公開することを固く禁じます。
- 講演当日に実施した質疑応答にはご参加いただけません。
個人情報の取り扱いについて
お申し込みにあたってお知らせいただいた氏名、住所、メールアドレスなどの個人情報は、「慶應義塾個人情報保護基本方針」に基づくとともに「慶應義塾個人情報保護規程」を遵守し、適正かつ安全に利用、管理してまいります。
- 個人情報の利用目的
取得した個人情報は、(1)講座運営に必要な事務連絡、(2)受講券発送、(3)慶應義塾関連事業やイベント等に関するご案内(メールマガジンなど)に活用させていただきます。
お問い合わせ先・アクセス
慶應大阪シティキャンパス(KOCC)事務局
〒530-0011 大阪市北区大深町3番1号
グランフロント大阪 ナレッジキャピタル(北館タワーC 10階)
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FAX:06-6359-5548
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講座開催日程
日時 |
講師 |
内容 |
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2023年 |
平野 隆 福澤研究センター所長、商学部教授 |
第1回『小林一三と郊外型ライフスタイルの創造』 小林一三は鉄道を中心に様々な分野に事業を展開した革新的企業家でしたが、それらの事業を通じて彼が目指したのは今日につながる現代的ライフスタイルを日本に導入することでした。ここでは小林の波乱に富んだ生涯を概観したのち、彼が取り組んだ沿線住宅地開発、レジャー施設やターミナルデパートの創設、学校の誘致などによる郊外型ライフスタイルの創造を、大正期における官民の田園都市構想と比較しながら論じていきます。 |
2024年 |
仙海 義之 公益財団法人 阪急文化財団 逸翁美術館・小林一三記念館・池田文庫 理事 館長 |
第2回『小林一三が実践した、福澤諭吉の独立自尊・西洋事情・男女平等』 阪急電車・阪急百貨店そして宝塚歌劇・東宝と多様なビジネスを広げた小林一三の、自ら考え自ら行う「行き方」の原点には福澤諭吉の「独立自尊」があった。福澤が説く「経済学」の本旨「人間衣食住の需用を給し財を増し富を致し人をして歓楽を享けしむるに在り」(『西洋事情』)を実践したのが小林一三であり、また「女子の教育固より等閑にす可からず」(『福翁百話』)は、宝塚音楽学校や東京婦人会館に結実して輝く女性を生み出した。 |
2024年 |
宮井 肖佳 公益財団法人 阪急文化財団 主任学芸員 |
第3回『慶應出身の文化人たち ―小林一三との交流から見える文化ネットワーク―』 明治から昭和という激動の時代に政治・経済面だけでなく、文化面でも足跡を残した慶應義塾出身者たち。高橋義雄、池田成彬、武藤山治、松永安左エ門、大倉喜七郎など、数え挙げればきりがありません。小林一三はこれらの人々と茶会や美術鑑賞などを通じて交流を持ち、彼ら縁の作品も多く残っています。小林一三が愛し収集した逸翁美術館のコレクションを紹介するとともに、文化的な交流の姿を見ていきます。 |
2024年 |
小室 正紀 慶應義塾大学名誉教授 |
第4回『福澤諭吉から見た小林一三』 福澤諭吉は経営者としての小林一三の活躍は全く見ずに亡くなってますが、もし福澤が生きていたら経営者小林をどのように評価したでしょうか。福澤と小林は、世代も違い、両者の思想は必ずしも一致していたわけではありません。福澤が理想とした経営者像を整理し、それと小林一三の姿との異同を考えてみます。 |